小規模事業者の方々では、会社運営に色々な工夫をされているかと思いますが、だいたいMicrosoft Excel(以下、Excel)をお使いのことでしょう。
業務アプリケーションを導入すると入力画面と出力画面が異なったり、操作性に難があったりとしますが、普段使い慣れたExcelは、入力画面と出力画面が一緒なので誰でも分かりやすいですね。
Excel の使い方として、自由に入力画面を作成して、セルに計算式を挿入したり、「関数」(数百種類あるなかから選びます、代表的なのは=sum()とか)を挿入したりして便利に使っているのが現状でしょう。
Contents
Excelは簡単だけれど、奥が深い

「関数」について
普段使い慣れたExcelです、「関数」もいくつか使っているわけですが、Excelの「関数」は数百種類もあるので、使いこなすには時間が掛かるものです。
結構、すごい機能があって、驚くこともあるかと思います。
例えば、便利な「関数」でVLOOKUP 関数というのがありますが、初心者にとってみると、「?何それ」となるでしょう。
『さいたまWeb制作』としては、Excel の機能を知らないだけで、色んなことができると云うことをお伝えします。
何といっても、「関数」が数百種類あるのですから。
Excelでデータベースも作成できる
「データベース」と云うと、なんだか難しそうに感じますが、Excelのデータベース機能は、難しくありません。
簡単に云うと、先頭行に見出しを入れて、その見出しの通りに行単位にデータを入れていけば、「データベース」になります。
「データベース」ができれば、下記のことが出来ます。
- 「並べ替え」:データを昇順/降順で並び替えできる
- 「抽出」:膨大なデータの中から必要なデータだけを抜き取る
- 「集計」:データを様々な角度から集計できる
「VBA」の活用
「VBA」とは
「VBA」とは「Visual Basic for Applications」の略称です。Micorsoft社が開発した独自言語「VB(Visual basic)」がベースとなっております。

Visual Basic for Applications(ビジュアルベーシック・フォー・アプリケーションズ、VBA)は、主にマイクロソフト製のMicrosoft Officeシリーズに搭載されているプログラミング言語である。
Wikipedia
Office製品の Word、Excel、PowerPointに、それぞれの「VBA」があります。
Office製品のWord、Excel、PowerPointは、完全な別物ですから、「VBA」の記述は、それぞれ異なります。
Visual Basic言語としての基本的な文法記述は共通です。 Excelで云うと、セル、シート、ブックの操作を記述しますが、Word、PowerPointにセル、シート、ブックと云うものは、ありませんからね。
「マクロ」とは
「VBA」はOfficeソフトの機能で「VBA=マクロ」として認識されることが多いでしょう。
しかし、Visual Basic言語を熟知していれば、様々な操作を自身でコーディングして、複雑な処理を高速で実現できます。
Visual Basic言語を理解していない人にとっては、業務効率を上げる為に、繰り返し作業を「マクロ」に記録して、記録した「マクロ」を、次回から実行することで、生産性を高めます。
記録した「マクロ」の中身は、実は、Visual Basic言語で自動的に書き込みされているのです。
「VBA」で小規模なデータベース業務システム開発

「VBA」でできることは多岐にわたります。
『さいたまWeb制作』では、小規模なデータベースの業務システムであれば「VBA」を使って構築することが可能です。
『さいたまWeb制作』の一言
小規模事業者の方々にご提案させて頂きますが、普段から使い慣れているExcelで業務システムを開発することが出来ます。新たなソフトウェア導入や業務アプリケーション開発が必要でないケースであり、過度な費用を抑えることも出来るかもしれません。
今、お使いのExcelでシステム開発できたら、一番シンプルで、一番安価に、皆様の困りごとが解決できることになりますね。
お気軽にお問い合わせ下さい。