オンライン会議サービスの中で広く利用されているZoomとGoogle Meetですが、『さいたまWeb制作』でも、お客様との打ち合わせなどの為に、どちらが使い勝手が良いか調べてみました。
 Zoom とGoogle Meet 両方とも、無償版の使用が前提です。 

Zoom(ズーム)は、Zoomビデオコミュニケーションズが提供するクラウドコンピューティングを使用したWeb会議サービスの名称である。 Zoomサービス内にミーティングルームを開設し、

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Google Meet(グーグル・ミート)はGoogleが開発したビデオ会議アプリケーションである。旧称はHangouts Meetで、2020年4月に名称を改めた

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 予想される使用状況を下記に表して「この条件に合うのはどちらか?」という視点で見ていきます。

  • 打合せ相手はお客様、仕事関係者(=不特定)
  • 使用時間は1~2時間
  • 参加者は多くても5名程度

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Zoomはアプリが必要、Google Meetはブラウザで動作

 まず、Zoomの動作には専用アプリのインストールが必要です。一方、Google Meetはブラウザだけで動作します(いずれも、スマートフォンでの利用にはアプリが必要)。

 Zoomも、専用アプリのインストール不要でブラウザだけで動作させられるようですが、ブラウザが限られていることと、いろいろ通信上の制限があるようです。
下記3ブラウザがインストール不要ということですが。

  • Chrome
  • Firefox
  • Chromium Edge

 ネット記事を見ると専用アプリを使うZoomのほうが、長時間の安定した接続という点で優れている様ですが、Google Meetは、参加者にURLを知らせてブラウザでアクセスしてもらうだけなので、簡単操作がメリットです。

 参加者がお客様という事で都度違う事、又招待者がZoomを使い慣れている方かわからないという事を考えるとGoogle Meetの方が合っているように感じます。Googleを使ったことない人は少ないとも思いますし。

無償版の接続時間は、Zoomは40分、Google Meetは60分

 無償版で使う場合、ZoomとGoogle Meetには接続時間に制限があります。Zoomは40分Google Meetは60分が制限です。

 どちらを使うにしてもまずは無料版からだと思いましたが、Zoom無料版の40分という時間制限は特にネックになりそうです。ミーティング時間が延びる事はよくあるからです。40分毎に参加者が接続し直せばミーティングの続きを行えますが、話が一度途切れてしまうのは厳しいです。
Zoomは最初から有料プランでの利用を考えた方が良いようです。
 Google Meet無料版も時間制限は60分ですので、使用状況に依っては有料プランの利用を検討する事になるかもしれません。

参加可能人数はZoomでもGoogle Meetでも、100人以上!

 Zoom、Google Meetとも無料版でも参加可能人数は100人、有料版(Enterprise)ではそれぞれ250人、500人となっています。

 参加可能人数だけ見ると無料版で全然問題ありません。
 大きな会社では数百人というケースもあるのでしょうか?想像できないですね。

Zoom、Google Meetとも便利機能満載

 Zoom、Google meet共便利機能満載ですがいくつか違いがあるようです。

録画機能

「録画」機能は、Google Meetの場合はビジネス スタンダード以上に登録していないと利用することができませんが、Zoomミーティングの場合は無料アカウントでも利用することがでます(ローカル保存のみですが)。

画面共有

 オンライン会議に絶対不可欠な画面共有機能は、Google meet、Zoomともにあります。

Google meet は、 Googleアカウント が必要

 Google Meetの参加者は基本、Googleアカウント必要です。
 Web会議の前に「アカウント登録」作業をお客様にお願いする必要があります。


 Google Meet の参加者で、Googleアカウントが無くても(又はGoogleにログインしていなくても)Web会議に参加できるケースがありますが、 これは会議主催者がGoogle Work Spaceの有料版を使用していて、参加者を招待する場合のみなので注意が必要です。

 Google Work Spaceとは、

Google Workspace(グーグル ワークスペース)は、Google の提供するグループウェアとして利用可能な組織向けオンライン アプリケーション セットです。

Google

さいたまWeb制作から一言

 Zoomミーティングの場合は無料アカウントでも利用することができる「録画」機能ですが、データ量が大きくなると思いますので、あると便利ですが、大事なことは議事録としてテキストで残せばよろしいかなと。
 Google meet、Zoomとも画面共有機能はありますがネットを検索してみるとZoomの画面共有トラブルに関する記事が散見されます。(Google meetもありますが少ないです)アプリの最新版更新、プラグインなどが原因の様です。

 ZoomとGoogle Meetは、 オンライン 会議システムとして共通する部分も多くありますが、色々と調べてみるとそれぞれ特徴が有り、下記のことが云えます。

 Zoom=多機能   Google Meet=シンプル、簡単

『さいたまWeb制作』では、 オンライン 会議での利用がメインとなり、外部の人を招く場合が多いと思いますのでシンプル、簡単なGoogle Meetの方が合っていると感じました。

 特に、小規模事業者の方は、 Google Meet をお勧めします。

 だって、googleアカウントさえあればいいんです。
 それに、 googleアカウント ってだいたいの人が持っていますね。